サークルニュース@BUTSURIサークルほっかいどう

9月定例会報告

 BUTURIサークルほっかいどう第95回定例会は、9月9日(土)13:00から行われました。参加者は、石川昌司(札啓成高)堀輝一郎(北見工高)内海秀樹(苫緑陵中)杉山剛英(札星園高)河田俊一(道工大学生)酒井順(千歳科技大学生)山下広介(道芸デ専学生)大久保政俊(理セン)本谷一(理セン)の9名でした。(敬称略)
 それでは内容を紹介します。
 

1.かえるすな

石川昌司先生(札啓成高)

 山形県西置賜郡飯豊町の民芸(特産)品である「かえるすな」。直径7cm長さ12cm程度のアクリル管に水と砂が入っただけのものですが、左右にゆっくり振ると・・・「ゲコゲコゲコ」確かにカエルの声がします。専門家(?)が聞くと、「モリアオガエル」の声に似ているそうです。
 鳴き砂の一種でしょうが、水の中で軽く振るだけで鳴くその秘密は、石英の含有率が98%もある蛙砂をなんと83日間!もかけて洗浄することにあるそうです。

 飯豊町の広報誌に掲載されている同志社大学名誉教授三輪茂雄さんの話では、飯豊町の地層は鮮新世と呼ばれる300万〜500万年前の時代に出来たもので、当時この地は海に面していたと考えられているそうです。その頃、陸地の石英が川から流れ込んだり、海底の石英が波打ち際に打ち上げられ、波に洗われて鳴き砂になったのではないかと考えられているようです。その後、地殻変動により付近は陸地となり、鳴き砂は数百万年の眠りについたのではないかということです。太古の動物たちがこの「かえるすな」の上を歩き、砂の音楽を楽しんでいたかもしれないと思うと夢がありますね。
 「かえるすな」を振る石川先生
 <注文連絡先>
 〒999-0602 山形県西置賜郡飯豊町萩生768 舘石 茂(Tel.0238-72-2433 )
 値段 1個 1500円(送料別)
 <参考URL> Musical Sand http://www.bigai.ne.jp/~Emiwa/
 

2.心臓クン?

石川昌司先生(札啓成高)

 ドイツ製の心臓模型で、トイザラスで入手したそうです。ちゃんと左右の心室と心房があって、手押しポンプで血液替わりの液体の流れを観察できます。石川先生はリアル感を追及して液体に「赤ワイン」を使用していました。

心臓クン

3.紫外線の実験

杉山剛英先生(札星園高)

 紫外線の性質を確かめる実験の紹介。まずは蛍光の脱色
です。蛍光ペンで書いた文字の上に紫外線灯をのせてしば
らく放っておくと紫外線があたった部分だけが見事に脱色
します。また、ブラックライトをミジンコの入った容器に
近づけると、すぐにミジンコが逃げ出します。ミジンコは
複眼で私たちには見ることのできない紫外線を見ることが
できるそうです。

蛍光物質に紫外線を照射

4.過冷却

杉山剛英先生(札星園高)

 ペットボトルに入れた水を−5℃位に保ち、静かに放置します。その水の入ったペットボトルを1回だけ強く振ったり、別の容器にあけて氷の粒を入れると、みるみる凍り始めます。冷却には−5℃を持続できる松下電工のポータブル冷温庫ERV725−Hが便利だそうです。ただし、気温が30℃近くなると十分冷やせないそうです。
 <参考図書>
 「どきどき化学なるほど実験」(杉山剛英著)裳華房
 <参考URL>
 杉山剛英の科学実践 http://www4.justnet.ne.jp/~barkhorn/WELCOME.HTM

5. おみやげ話

 この他にも、シンガポール(堀)・インド(内海)を夏休みに海外旅行した際のお話が聞けました。 また、例会後の編集会には北大の稲垣さん、もお手伝いに来て下さいました。

 シンガポールの物理の本 シンガポールの教科書を手にする堀先生(北見工業高校)


目の形の干渉縞が見えるサングラス(シンガポールからのおみやげ)

インド産のゴム風船 何となくカレー風味のにおいがしました。


インドの木の葉のしおり絵もさることながら、葉の標本の作り方に感心。


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